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もの書きを生業にしてきた
77歳の知人が古い土蔵を改造して珈琲店を
これから開店するという。
珈琲に取り憑かれた人のひとりだ。
その知人が、先日1冊の本を持ってきてくれた。
読むに、珈琲とワインには
とても近しいところがあり
苦味=渋み、酸味、香り、甘み等々
それは、すべて作り手の好みと
手間ひまかけた心意気に関わっているようだ。
どんな物づくりでも
どうしても譲れないところがあり
それが職人なのでしょう。
私も、漆職人
もう、この年になったのだから
こだわりを捨て自在になると思いきや
なかなか、そうはさせてもらえない。
なんと難儀なものであろう。