理解不能な時代

昨日、スイスのダボス会議でアメリカのトランプ大統領は、 「アメリカンドリームが戻ってきている。求めていたことを実現できた」 「悲観的ではなく、楽観的になるべき時だ。世の終わりが来るかのような予測は、はねつけなければならない 」 と、言ったそうだ。それに対し、 グレタ・トゥンベル さんは 「子どもは心配するな、(大人に)任せておけ、悲観的になりすぎるなと言われるが、何も起きていない」と不満を述べたらしい。

どう考えても、トランプ大統領の発言は安直なもので、自分本位のむやみにナショナリティーをあおるもので、さらには未来の世界を危惧し語っているものではないと思う。

これは世界だけでなく、私達の住む地方でも今まさに起きている。地方創生のもと、現在国では地方自治体に向け、多くの補助金がでているようで、それは私達の町にもおよんでいます。ここで問題なのは、まずは住民の住みやすさ豊かな暮らしに視点が置かれなくてはならないはずなのに、観光・観光とそこにお金が投入され、観光化こそが地方を活性化する源のような発想…どう考えても私には理解不能なのですが・・・

昨年12月、母の指導のもと野沢菜を漬けてみました。本当の豊かさとは、こんな些細な昔からの文化の継承ではないかと思う。