早いもので9年前の今日、東日本大震災が起きた。そして、この度の新型コロナウィルスの蔓延。何があってもおかしくない不確実な時代・・・しかし、私達一般庶民には、どうすることも出来ない・・・
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漆瓶栓に刻印リング・・・完成!
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漆瓶栓デザインの根幹をなす、金属リングに刻印・金メッキが施されてきたので、それらを組み立て、先日DMで注文を頂いた皆様に発送をしました。色々大変でしたが、とにもかくにもこうして出来上がると何より嬉しい。
Continue readingNICHIGETSTU STORE誕生
珈琲…職人気質
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もの書きを生業にしてきた
77歳の知人が古い土蔵を改造して珈琲店を
これから開店するという。
珈琲に取り憑かれた人のひとりだ。
その知人が、先日1冊の本を持ってきてくれた。
読むに、珈琲とワインには
とても近しいところがあり
苦味=渋み、酸味、香り、甘み等々
それは、すべて作り手の好みと
手間ひまかけた心意気に関わっているようだ。
どんな物づくりでも
どうしても譲れないところがあり
それが職人なのでしょう。
私も、漆職人
もう、この年になったのだから
こだわりを捨て自在になると思いきや
なかなか、そうはさせてもらえない。
なんと難儀なものであろう。
漆瓶栓 いよいよ販促活動開始!
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一月末、ようやくダイレクトメール用のリーフレットが仕上がったので順次、当店のお客様に向け発送致し始めました。ただ、同封した予約発注書が私の手元に届いているのですが、予約注文をいれてくれた人たちの懐かしい顔が思い浮かぶだけに、10000円以上の漆瓶栓に関しては、2020とNCHIGETSU ロゴの刻印を入れることにしましたので、発送は遅れる由の連絡を急遽致しました。
また、思いがけなく12000円の高価なゴールドリング・天金箔(漆黒・本金)の注文が多く、作っていく上でのすみ分けも難しいので、結局、10000円以上の磨きリング仕様の物に関して、それぞれ年間100個ずつ制作していくことが、今の状況ではベストではないかと考えているところです。
なかなか物作りも、あれやこれやと大変ですが、とにかく2年半の歳月を費やして創ってきた物だけに、きちんとした物を作り、皆様にお届したいと考えています。
さあ、これからも大変だ。
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漆瓶栓(しっぺいせん)への想い・・・
リーフレットにもありますように、日本酒が、今まさに世界でも注目され、冷して飲む吟醸酒は全国各酒蔵で作られた美しい4合瓶に入れられ、グラス等に注がれています。
その際、封を切った4合瓶に 日本を代表する工芸でもある漆を塗った漆瓶栓をお使い頂くことで、楽しい酒席がもっと華やいで和やかになるのではないか・・・
熱燗に徳利の文化は、昔ながらの実に情緒的な日本らしい文化でありますが、平成を経て令和を迎え、新たな日本の文化が生まれたら幸いです。
また、ワインにおきましても、コルク栓を抜けば一気に飲んでしまうのが通常ですが、時間をおいて飲むワインは、日ごと角が取れまろやかさが増していくように私には感じられます。どうぞ、この機会にそんなワイン独特の熟成も楽しめたら、一層面白い文化の創出になっていくと妄想。
漆瓶栓(シッペイセン)の由来
遥か昔、奈良は天平の時代、聖武天皇(在位701年~756年)ゆかりの漆胡瓶(水を入れた木製へ平脱漆瓶)は、今でも正倉院に収蔵され、日本だけでなく東アジアを代表する漆の優品であります。それにちなんで日本・ワインの瓶の栓として、漆瓶栓と命名しました。
伊藤 猛
まる又漆器店 NICHIGETSTU STORE
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中尊寺金色堂 円柱仏 蒔絵
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美大の後輩が
自分で描いた中尊寺金色堂の円柱仏の蒔絵の手板が
そのまま入ってしまった。
こんなこともあるのよねー
と、結局5年ほど我が家に
安置されていました。笑
平安時代の蒔絵は金粉自体が粗いので
重厚な研ぎ出し蒔絵となった。
ちなみに、私の尊敬する恩師である
亡き大場松魚先生は
昭和38年の中尊寺大改修の際
漆工部門の主任として
この仕事に関わった。
ご縁とは、実に不思議です。
はたまた投稿の勉強
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かつて作った小さなお厨子
中国敦煌より西にあるキジル石窟からの盗掘品だと言われていた壁画を入れ込んでみた。
ある時、中国の友人が、美術研究家を連れてきたので鑑定してもらうと、即座に偽物と言われました。
そうだよな!、まあ、当たり前。笑
本物だったら逆に大変なことだ。
#厨子#小さな仏壇#壁画#キジル石窟壁画
漆瓶栓 リーフレット完成!
漆瓶栓 ポストカードの作成
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リフッレト作りをしていました。
この写真はポストカードです。
ブログになれろ!覚える為に、とにかく投稿してみます。
#漆瓶栓#シッペイセン