日本産漆のクロメ・ナヤシ作業

先日、8年寝かせてしまった日本産生漆の精製作業(専門用語で、漆クロメという本来であれば採集翌年春に精製作業をするのが常套)をしました。若き頃、日本産漆のクロメ作業は、仲間で大勢集まり皆の漆を集め3貫目(1貫目-3.75キロ)ほどやりましたが、これが皆でやるだけに祭りのような大変な作業でした。お恥ずかしい話ですが、美大を卒業したて訳もわからずと言ったのが、残念ながら正直なところでした。しかし、ここにきて漆業者から購入している漆自体に疑問を感じ、もう一度1からやってみることにしました。それには、まず道具作りから、と言うことで、下記のようなクロメる為の桶から作ることになりました。

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4連覇を祈る!

全日本大学女子駅伝で4連覇を目指す名城大学女子駅伝部員

一昨日、名城大学女子駅伝部の学生達が我が店に立ち寄ってくれました。昨日、コロナ禍において正式に10月25日、仙台で開催される杜の都駅伝(全日本大学女子駅伝対校選手権大会)も決まり、彼女たちにとっては大事な時、カメラを向けるとこんな爽やかでパワフルなポーズを取ってくれました。

今年は昨年の優勝メンバーがそのまま、あとは怪我と故障なく、万全の体制で本番を迎えて欲しい、と願っています。

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寒サノ夏ハオロオロ歩キ・・・

大きなカサブランカが裏の畑で咲いてくれました。

コロナ禍で、1ヶ月にわたり雨が降り続け、まだ梅雨があけません。そんなこともあってか、今年楽しみに始めた裏庭の家庭菜園の畑では、キュウリもナスもピーマン、トマトも全滅です。しかし、驚くことに何故かカサブランカだけは大きな花がさきました。何と13も・・・こんな風に、悪いこともあれば良いこともある!と、今は前向きに考えていこう。

いずれにしても、お日様の光がいかに大切か!が、よく理解でき、また宮沢賢治の『寒さの夏はおろおろ歩き・・・』の文章を思い出す。

今年 初めて県外へ・・・

モザイクタイルミュージアム 多治見市

2月より、親しいお客さんから電話を頂いていたので、先日7月7日に陶器の町多治見市に行ってきました。今年初めての県外でした。今もなお続いている豪雨の中、木曽川は氾濫し、水かさは普段の何十倍にもなり、川幅いっぱいに竜が荒れ狂ったようにうねっていました。予定が入っていたとはいえ、しばし無謀なことでありました。

せっかく行きましたので、多治見のモザイクタイルミュージアムを訪ね、陶芸の人間国宝であられる加藤孝造先生の可児市の工房に電話を入れると、「待ってるから!」とのことで、図々しくお邪魔しお話をした上、「これは新作だ。」と言って湯飲みまで頂いてきました。

志野焼きの大振りの湯飲み、母の分まで2個。

孝造先生は85歳になりますが、1週間に3度の透析に通いながらも、毎日工房に来ては土をいじっているようで、「先生、頭の方はどうですか?」と聞くと、「物忘れはするが、それはそれでいいと思うのじゃ。」と、仙人のように悠然とした姿に、いたく感動しました。

ありがとうございました。

使ってなんぼ!朝に夕に美味しいお茶を入れ楽しんでいます。

コロナ禍・・・豊かな生活

この年になり家庭菜園を始めてみた

コロナ禍非常事態の中、私の信州木曽の生活は、どちらかというと、のどかな春の季節を満喫する日々を過ごしていました。しかしブログにも書き込んできましたように『居ても立っても居られない!』というのが現実。早朝散歩から神社までの道を開ける草刈りと、今までにない生活でありました。今後どうなっていくのか、これは実に切実な問題でありで不安でもあり、未知なる生活に突入していくことの覚悟だけはしているつもりでいる。そんな中、知人が通い教えて頂き家庭菜園を始めました。

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鎮守の杜への道

木曽平沢展望公園内からみる鎮守の杜

自宅裏の高台に、木曽平沢の町並みが見える展望公園があります。そこにはかつて私が通った保育園があり、そこから諏訪神社へ抜ける小道がありました。しかし、何時であったか、この子供の遊び場がゲートボール上になった時、その小道は同時になくなってしまいました。そんなわけで、このコロナ蔓延の折、散歩しながら、その道を開け辿りたくなりました。それは、子供時代の秘密の道・・・

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春の遠足 鳥居峠越え 

奈良井駅から鳥居峠を望む

昨日の土曜日、我が店も開店休業ゆえ、恒例の春の遠足。隣地区の奈良井駅から薮原駅までの鳥居峠越えをしました。ゆっくり歩いて3時間半ほどの私だけの大人の遠足だ。こんなゆったりとした春を満喫しているのは、ある意味ウィルスのおかげ・・・例年6月第一週の金、土、日が漆器祭が開催され、その準備に4月から追われ、バタバタ慌ただしく仕事をしているだです。そんな意味で経済的には厳しくとも、一方で心は豊かなような気がします。

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円珠筆

漆塗りボールペン 円珠筆
2020年5月29日 

新型コロナウィルスが蔓延していく中、巣篭もり状態ではあったが仕事だけはしていた。それが漆塗りボールペンだ。ボールペンは英語でballpointpenと言うのだそうだ。中国では円珠筆、なるほどね〜と言った感想です。

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散歩と日本の現実・・・

居ても立っても居られない!散歩だ!さんぽ!
木曽平沢の風景

ここ1ヶ月、木曽は春爛漫!好い季節です。そして、新型コロナウィルス自粛で早朝散歩に行くのが日課となりました。考えるにこんな春を迎えるのは生まれて初めてのこと、実に優雅と言えば優雅であり、自分の住んでいる木曽の豊かな自然にあらためて感動しています。しかし・・・

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ブランカとギター弾き 映画

ブランカとギター弾き
2015年 ベネツィア国際映画祭 マジックランタン賞

人気のない木曽ののどかな風景に触れはしていますが、テレビでは新型コロナウィルスのニュースばかりで、さすがに目眩がしそうな毎日です。ここまでの最悪の非常事態を想像出来なかったとは、ウィルス等感染症に対する無知ゆえでありましょうか・・・今日は、ちょっと気分転換に映画を観てみました。

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