世界の危機と人間の愚かさ・・・

3月に入り、冬の寒さも一段落し陽ざしも日に日に強くなってきました。今冬の木曽は雪が多く、久しぶりに往生しました。日本での新型コロナウィルスの発症から2年・・・仕事はしていますが、さすがにどこにも行けず身動きがとれないので、いい加減精神的にも正直まいるな・・・、というのが実際であります。そのさ中、ロシアによるウクライナへの侵攻・・・連日TV等で報道されるのを見るにつけやりきれない思いでいます。

欧州最大 サボリジャ原発で火災発生

火災の原因は、ロシア軍の砲撃によるもののようですが、ウクライナはチェルノブイリ原発事故の被ばく国だけに、ウクライナ国民の不安、そして隣国であり兄弟のようなロシアに対する憎悪は計りしなおものがあるでしょう。いずれにしても、ロシアのプーチン大統領は危険で、長いこと権力に居座る危険性を、まさに私たちに警告しているようです。

若い頃、ある読んだ本の一節に『どんな立派な人であっても、長いこと権力に座にいると狂ってしまう。毛沢東、ゴルバチョフしかり。一般人であればなおさらである・・・』と書かれていて、人間とは所詮浅薄で哀れな動物とは思っていましたが、プーチンは、そもそもが怪しい人間。その彼が長いこと権力の座に居座れば当然のことであったのか・・・と考えています。

いつになったら、世界中の皆が幸せを享受出来るようになるのか・・・それは、たかが村単位の小さな集団であっても、些細ないざかいがありまとまりません。何とも寂しいことと思わざる日々です。