彼岸明け、朝散歩をしていると楽し気な小鳥の声が耳に飛び込んできました。まさに春到来です。コロナ禍でも、季節はちゃんと巡ってきます。3月21日、全ての都道府県で非常事態宣言が解除され、まだ新型コロナウイルスの終息は見通しはたちませんが、それでも、希望をもって明日につなげなくたはなりません。
私は物創りのはしくれです。先日、友人が来て、『今の若者のなりたい職業の一番は、サラリーマンだってよ。』と言って呆れていました。確かに、私たちのような不安定な自由業の物創りにとって、毎月安定した収入を得ること出来れば、どんなにありがたいことか・・・これは肌身をもって感じていますが、この今の若者の現実を知るのつけ実に寂しいことかと思いました。
小鳥の声を聴き、川の音を聴くと、思わずかつての小学校の校歌のワンフレーズを想い出す。
山路遥かに雲浮かび
行こう岸辺に水の音
朝は小鳥の声にあけ
夕べは川の子守歌
楢川楢川わがふるさと 楢川楢川わがふるさと。
*かつて、木曽平沢は楢川村であり、平成の大合併の際、塩尻市に統合されました。