
2020年5月29日
新型コロナウィルスが蔓延していく中、巣篭もり状態ではあったが仕事だけはしていた。それが漆塗りボールペンだ。ボールペンは英語でballpointpenと言うのだそうだ。中国では円珠筆、なるほどね〜と言った感想です。
ボールペンの原形は三菱鉛筆のボールペン。それをカスタマイズさせて頂いただけに、バランスといいペン芯の書き心地といい、実に気持ち良く素晴らしいものです。ボールペンに出会ったのが3年ほど前か・・・またまた試行錯誤の連続、あっという間に、ここにきて試作の数は50を超えてしまった。
やりきれませんが、これが自分の性分。仕方ありません。
さて、漆の出来はというと、塗り立てから蒔絵、変り塗りまで。まるで加賀百万石の百工比照のようです。そして、漆の肌は、赤子の肌のようにしっとりとし、グリップ感が実に良い。このウィルスのおかげで、今後の仕事への姿勢も取り組みも、当然の如く変わらなくてはならない。まずは確実なものを作り続けよう。

2つとして同じものが出来ないのが面白さだ。
この機会に、円珠筆の動画を作ってみました。

創り込むまではいいが、値付けが難しい。とにかく二本として同じものはありません。
。
円珠筆の動画なかなかの出来ですな。
漆の技法っていろいろあるのですが、そう言われてもその違いが素人にはわかりそうで分かりにくかったりするのだが、
円珠筆の場合、技法の違いがはっきりと伝わってきてなるほどなるほどと感心してしまいました。
円珠筆というより 円珠宝筆 円珠宝石筆 一つ一つの作品がなにか言いたげにケースに並んでいて た ま ら ん ( ´∀` )
大和君
いつも気にかけて頂きありがとう。
動画もおほめ頂き恐縮至極!
確かに円珠筆ではなく円珠宝筆は一考するに値するネーミングだね。
円珠筆では、中国語で直接的過ぎ面白みがない・・・
相変わらず、どんどん試作品が出来上がってきていて、
確かに、これはこれで自分の今までしてきた仕事の宝物のようです。