人気のない木曽ののどかな風景に触れはしていますが、テレビでは新型コロナウィルスのニュースばかりで、さすがに目眩がしそうな毎日です。ここまでの最悪の非常事態を想像出来なかったとは、ウィルス等感染症に対する無知ゆえでありましょうか・・・今日は、ちょっと気分転換に映画を観てみました。
日本人の映画監督がフィリピンのスラム街で撮影された、1時間6分あまりの映画でしたが、現在、世界中の先進国がウィルスでパニックに陥っているなか、フィリピンほか後進国にとって、それさえも単なる事象くらいに思えるほど、世界の貧困を考えさせる映画のように私には思えました。
主人公のブランカは、10歳あまりの両親のいないストリートチルドレンの女の子。その子が、盲目な路上ギター弾きであるピーターとの出会いから、様々な事件がおきていく・・・こんな非常事態の今だからこそ観るに値する映画のような気がしました。