新型コロナウィルスが世界中に蔓延拡大し、いつ収束するのか先が見えず、1929年にアメリカから始まった世界大恐慌のような経済の悪化が懸念されています。世界中の大都市がロックダウンし、今まで経験したことのないまさに未曾有の非常事態です。様々な見解もありますが、今の世界を見るにつけ、経済至上主義の中で招いた自然からの全世界への警笛であり、頼みの日本政府はというと、パニックに陥っているようです・・・
世界大恐慌の言葉自体、中学時代の歴史の教科書で学んだくらいで、かつて大変なことがあったんだなーくらいに思っていましたが、今まさにその現実と向き合わなくてはなりません。それと同時に、これを機に、どう自分が地球上のひとりの人間として生きていくのか、どう世界が動いていくのかに興味があります。
あまりに他人事のようにお気楽に、不謹慎な発言とも言われそうですが、私も現実的に、この事態を、どう乗り切っていくのか、いけるのか・・・経済的にも困惑しているので許して頂きたい。
しかし、ここで下を向いているわけにもいかず、何としても生きていかなくてはいけません。その時、自分がどう動き、どう対処し、世界はどう変容していくのか・・・見極めなくてはなりません。
日本は、アベノミクスで、インバウンドを推し進め、観光立国としての日本を目指してきただけに、大きな痛手をかかえることになりました。観光事業者にとっては、先が見えなく、どれほど不安でしょうか・・・同様に、いつ売れるかも解らず、ただひたすら作り続けている手作りの私も同様です。
では、どうするか・・・
物作りの私にとって出来うることは、とにかく確実な美しい物を丹精込め創りあげ、少しでも人々の心を癒すことができれば幸いなことであります。
令和2年4月15日